先日、「週刊東洋経済」から、マンション大規模修繕工事を取り巻く現在の状況について、再びインタビュー取材を受けました。
今回のテーマは、「資材ショック」による大規模修繕業社に大逆風です。
前回の記事では、ナフサ不足による建築資材の調達難について、実際の工事現場で起きていることをお話ししました。
しかし、問題は「材料が手に入りにくい」ということだけではありません。
材料の調達が難しくなれば、当然ながら価格にも影響します。
さらに、必要な材料が予定どおりに入らなければ、工期や工程にも影響が及びます。
こうした状況が長期化することで、資材の調達力や資金力に余裕のない中小規模の施工業者が、マンション大規模修繕工事から撤退せざるを得なくなる可能性も出てきています。
実際に私たちの業界でも、これまで当たり前のように入手できていた材料が手に入りにくくなったり、納期の見通しが立たなかったりするなど、資材調達を取り巻く環境は大きく変化しています。
そして、もう一つ大きな問題となるのが、マンションの修繕積立金です。
資材価格や人件費などの上昇によって大規模修繕工事の費用が高騰すれば、当初策定していた修繕計画の予算では工事費をまかなえなくなるケースも考えられます。
「修繕工事をしなければならない。しかし、積み立ててきた資金だけでは足りない。」
これは、私たち施工業者だけの問題ではありません。
マンションにお住まいの皆さま、そして管理組合の皆さまにとっても、決して他人事ではない問題です。
今回の取材では、こうした資材調達の現状や施工業者を取り巻く環境、そして今後、管理組合様が直面する可能性のある課題について、実際に大規模修繕工事を行う施工会社の立場からお話しをさせていただきました。
大規模修繕工事は、数年に一度の大きな工事です。
だからこそ、「工事をする時期が来たから、その時に考える」のではなく、資材価格や市場の状況、修繕積立金の推移などを踏まえ、早い段階から準備しておくことがますます重要になっています。
私たちサンエーテクノも、こうした厳しい状況の中で、単に工事を請け負うだけではなく、管理組合の皆さまが安心して修繕計画を進められるよう、現場で得た情報や経験をもとに、より良いご提案をしていきたいと考えています。
今回の「週刊東洋経済」の記事では、こうした大規模修繕業界の現在が詳しく取り上げられています。
ぜひ、マンションの大規模修繕をお考えの管理組合の皆さまにも、ご一読いただけますと幸いです。


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